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パピーウォーカーについて



 "パピーウォーカー"ってご存知ですか?

 パピーウォーカーとは、盲導候補用の仔犬(パピー)を
 生後50日程度から1歳になるまでの間、飼育家庭で人間社会の
 ルールを学びながら一緒に生活し、心身共に健康に育てるという
 里親ボランティアです。

 盲導犬は、初めから盲導犬として誕生するわけではありません。
 当然、盲導犬にも仔犬の時期があります。
 将来、仔犬が盲導犬として活躍できるかどうかは、
 生後12ヶ月までの育て方に大きく左右されます。
 なぜなら、盲導犬はユーザーである視覚障害者の方と一緒に
 あらゆる場所へ行き、何時如何なる時でも冷静沈着に
 行動できなくてはならないからです。

 そのためには将来遭遇するであろう環境についていろんなことを
 学んでおく必要があります。ごく普通の一般家庭で
 育てられることは、仔犬にとって一番望ましいことなのです。
 盲導犬として適性評価をする満1歳になるまでの段階を
 パピーと呼びます。

 パピーは盲導犬の素質を持つように特別に繁殖されています。
 適性のある犬は満1歳から約半年間盲導犬としての訓練を
 受けたのち、視覚障害者の方々に引き渡されます。

 ですが、盲導犬訓練を受けたワンコ達がみんな盲導犬として
 活躍できるわけではなく、全体の30〜40%ぐらいの犬しか
 なれないそうです。
 盲導犬を待っている方がたくさんいらっしゃるのに。

 もし盲導犬になれなかったら、介助犬や麻薬犬になる場合もあり
 盲導犬になれなかった犬、がんばって盲導犬になったけど
 病気ナドでリタイアした犬や盲導犬としての役割を終えた
 引退犬たちを引き取るボランティアもあるんです。
 元のパピーウォーカーのおうちへ帰ることも可能です。

 訓練所では、歩行訓練しか行いません。
 躾や振る舞いはパピーウォーカー時代に勉強します。
 散歩などの外出によって、町の様子、交通事情といった
 様々な環境を経験します。そして人と過ごした楽しい経験が、
 盲導犬の仕事が出来る犬へと成長させるのです。


 パピーウォーカーにふさわしい家庭とは?

 家族全員の合意があり犬の好きな方。
 飼育経験はなくても大丈夫です。

  常時家に誰かがいて、留守が少ないこと。

  犬の排泄スペースが確保できる。(庭、ベランダなど)

  毎日、最低30分程度外へ連れ出すことが可能である。

  室内飼育が可能。

  家族構成に、高齢者、幼児のいない家庭。
   仔犬の行為でケガをするかもしれないし、また、
   幼児のいたずらが犬にとって苦痛であったりするからです。

 仔犬の成長の基礎には、人の温かい愛情が必要です。
 体罰ではなく、言葉の理解での躾をお願いしています。
 根気のいることですが、家族で意欲的に取り組むことができる
 ご家庭が望ましいです。


 パピーウォーカーを希望する方へ

 パピーウォーカーになるには、次のような手順を踏みます。

    申込、問い合わせ(電話でOKです)

    ボランティア登録

    面接

    委託するパピーの決定

    委託


 もし少しでも興味をお持ちでやってみたいなぁと思った方は、
 社会福祉法人日本ライトハウス行動訓練所(盲導犬訓練部)へ
 お問い合わせ下さい。(大阪の場合)

 日本には盲導犬訓練所が8ケ所あります。
 北海道・栃木・日本・中部・関西・福岡の各盲導犬協会と
 アイメイト協会、日本ライトハウス行動訓練所です。

 パピーウォーカー申込書を送付していただき、必要事項を
 記入した後、返送します。受理した時点で登録となります。

 その後、面接を行い、その上で子犬が委託されます。
 面接は家庭訪問により、家の中で子犬のケージをおく場所や、
 近所周辺の散歩コースを見るなど、子犬の飼育環境を
 想定するものです。
 この面接の際、1歳くらいの犬も連れてきてくれます。
 自分の家に犬がいたらこんなカンジといったイメージが
 持てるようにカナ。こんなに大きくなるものなのね。。
 などが確認できます。

 で、さらにやりたくなっちゃうの!


 パピーウォーカーの条件

 パピーウォーカーを委託するにあたり、訓練所では
 いくつかの条件を設けています。

  車をお持ちで必要に応じて訓練所に来たり、
   動物病院に行くことが可能である。

  仔犬の成長具合を見たり、訪問指導を行うために
   訓練所近辺(車で1時間30分圏内)に在住の方。

  指定の動物病院外で受診した場合には、1ヶ月あたりの
   医療費が5,000円まで負担が可能である。
  (顧問病院で受診した場合は、医療費全額を訓練所が
   負担してくれます)

 現在、ペットを飼育されている方は相談してみて下さい。
 お申し込みの前に、家族で十分話し合って下さい。
 家族全員で協力しあわないと結構タイヘンです。
 ホント時間とられますから。

 このパピーウォーキング計画が視覚障害者に対する
 リハビリテーション・サービスの一環であることを留意して
 お申し込みして下さいね。


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